2026/06/11 20:47

前編では「繋がる」ということについて話を聞いた。
ファッション、音楽、飲食、スポーツ。それぞれ異なるカルチャーに見えるものが、実はひと続きの体験として存在している。
カルチャーは自然発生的に繋がるものではない。
そこには人がいて、誰かが場所をつくり、誰かが次の世代へと手渡している。
人と人が繋がる瞬間は美しい。
後編では次世代に「繋げる」こと、カルチャーのバトンを渡すことについて話を聞いた。

ー 次世代に繋げたいものはありますか?
参号:僕はカルチャーだね。僕の世代がやらなければいけないことが、カルチャーの発信だと思っていて。うちのブランドのテーマが「FASHION + MUSIC=CULTURE」なんだけど。今、僕はファッションを仕事にしてるんですけど、元々は音楽をやっていたからファッションと出会って。音楽を表現するためには、ファッションは絶対必要だと思っていて。そこはもう切っても切れないものというか。
その人たちが何を表現したいかというと、僕はカルチャーだと思ってるんです。たとえば、セックス・ピストルズやニルヴァーナがシーンを作っていくというのは、そこにカルチャーというものがあって。そこに憧れて、人が集まって、この人たちみたいな格好をしたいみたいな。これも一個のカルチャーで。それを好きな人がまたそこに乗っかって、さらにカルチャーがカッコいいものになっていく。10代の頃に楽しかったことって、うちのライブに来る奴らがみんな革ジャンを着て50人くらいで歩くとか(笑) そこには、それを売ってるお店があって。「あのお店に行くのは勇気が必要だぞ...!」みたいな空気も昔はあって。
でも、今は時代が変わってて。個人でなんでもできちゃう。端末があれば買い物もできるし、別に誰とも繋がらなくても真似はできる。だけど、カルチャーが集まってる場所がない。それが昔はライブハウスだったり、バーだったり、服屋だったりしたんですけど。今は、人が集まるということに対しての意識が薄くなっているような気がしていて。だから、僕は僕ができることで、カルチャーの匂いのする人が集まれたらいいなと。もちろんそれは全員がこの着物の格好をしろ、ということではなくて。今の時代に合ったカルチャーの作り方というか。
そこにこういうイベント※ があったりして、新しい人にSANGOUを知ってもらって。そのHPには10-FEETがいたり、OLEDICKFOGGYがいたり、東狂アルゴリズムがいたり、、、、、
